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2017年08月13日
登山変じて避暑の旅
9年ぶりに「八ヶ岳」に行く予定だったのです。
甲府行きの夜行バスも予約初日に確保して、あとはその日を待つだけ・・・、と指折り数えて出発当日が近づき、天気予報を随時チェックしてみれば、どれだけ願おうが関東甲信地方の天気がパッとしないどころか、どんどん悪化するばかり
夜行バスはキャンセルできない。・・・いや、やろうと思えばできるのだけど、前日当日に取り止めると返金率が悪い。そもそも、こんな炎暑酷暑の大阪から離れたいし。
モチベーションがだだ下がりになったまま、一縷の望みをかけて、とりあえず支度をして出発することに。
車内の冷房が効きすぎて肌寒い。余計に気分が下がる。毛布を被って仮眠する(車掌に苦情を申し立てたが、いつの間にか元に戻っていた)
ウトウトしながら気がつけば、中央道のとあるPAにバスが止まっていた。時計を見ると午前4時半。窓から外を見ればしらじらと明けて・・・と言いたいところですが、どんよりとした鉛色。道路の向こうにそびえているであろう山も全く見えない。
あ〜〜、やっぱりアカンか
最初の降車場である小淵沢インターチェンジで降りた。予定ではここから直接歩いて八ヶ岳を南から登る予定でしたが、それも取り止めることに。
ハァ〜〜残念・・・
だけど意外だったのは、自分以外に登山で降りられた方は他には誰も居なかったことだ。そんなにマニアックなルートでもなさそうなのになあ。
南に目を向けると、南アルプスの甲斐駒ケ岳だろうか、少しだけ晴れ間が覗いている。
歩いて小淵沢駅へ。約20分。
つい先日にリニューアルなった小淵沢駅。自分も何度も降り立ったことのある駅ですが、こんなにモダンになっていたとは。
朝食は駅そば。
ここの名物「山賊そば」
竜田揚げ風に味付けされた鶏モモの唐揚げがドボン!これをかぶりついて食べるという、まさに野趣溢れる食べ応え
山登りは断念したので、これをもって今回の旅は温泉とローカル線の乗り鉄となったわけです。実はこんなこともあろうかと、宿は別に確保しておいた。それは後ほどとして、まずは小淵沢から小海線。
これに乗るのも久しぶり。
輪行多いな〜
前回は、やはり八ヶ岳への山登りだった。それにしても、お盆休みというのに空いているのが意外。同じような山岳路線の大糸線とはえらい違いだ。
木々の中を掻き分けるように列車は行く。Nikonでちょっと遊んでみた。
日本の鉄道最高所地点として有名な「野辺山駅」もこの路線。
ここまでくるとガスが・・・
晴れてれば、左手に八ヶ岳、右手に金峰山や甲武信岳の秀峰が望める・・・はず、ですが、もちろんそれも望むべくもなく
小海駅に着いたのは「まだ」9時。時間はまだある。よしっ、それじゃあ歩いて温泉まで行くか。目指すは八ヶ岳の山麓にある「稲子湯」
バスでとりあえず「松原湖」まで行き、ここからは7.5km、500?の登り。歩いて行くうちにいつの間にか汗だくに。やっぱり、高原と言えど夏だなあ。だけど当初の予定では1500?登るはずだったのだから、こんなんでクタクタだと言ってはいけない。
ライダー目線で、なかなか痺れる坂だ
もう一息。
歩きはじめて2時間ちょっとで到着。
ここを訪れるのは3年前、ゴールデンウィークのサイクリング旅以来。あの時は麦草峠をヘトヘトになりながら越えて、夕暮れ時にようやく着いたものだけど、今回は余力たっぷり?その代わりむしょうに眠たいが(笑)
チェックインして、荷ほどきも早々に即座に温泉へドボン
ここのお湯は正確には鉱泉だけど、独特の香りがいい感じ。
湯上がりのビールを飲んでの昼寝が気持ちいい。目覚まし代わりにまたひと風呂。ちょっとした湯治気分だ。何しろ時間はいくらでもあるのだから(笑、けっきょく夕食後もまた入った)
夕食のオカズが盛りだくさんなのは前回と同じ。
鍋は・・・、よく見るとまたしても「山賊風」 しかも、川魚の開き揚げも同じ味付けだった。甲信地方名物なのでしょうかね?これって。
食べきれなくて、部屋に持って夜食にしたのも前回に同じ。
食堂を見ると、意外にお客さんが少ないだけでなく「おひとりさま」が多い。もともと「山の宿」だったスタイルがまだ生きているんですね。自分も過ごしているうちに「帰ってきた」ような懐かしい気分。
何よりも、エアコン不要の、山の涼しい空気に浸る心地よさはひとしおです。もう大阪なんて帰りたくないわ〜(笑)
〈 3年前の日記 〉
http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1925856497&owner_id=26940262
甲府行きの夜行バスも予約初日に確保して、あとはその日を待つだけ・・・、と指折り数えて出発当日が近づき、天気予報を随時チェックしてみれば、どれだけ願おうが関東甲信地方の天気がパッとしないどころか、どんどん悪化するばかり
夜行バスはキャンセルできない。・・・いや、やろうと思えばできるのだけど、前日当日に取り止めると返金率が悪い。そもそも、こんな炎暑酷暑の大阪から離れたいし。
モチベーションがだだ下がりになったまま、一縷の望みをかけて、とりあえず支度をして出発することに。
車内の冷房が効きすぎて肌寒い。余計に気分が下がる。毛布を被って仮眠する(車掌に苦情を申し立てたが、いつの間にか元に戻っていた)
ウトウトしながら気がつけば、中央道のとあるPAにバスが止まっていた。時計を見ると午前4時半。窓から外を見ればしらじらと明けて・・・と言いたいところですが、どんよりとした鉛色。道路の向こうにそびえているであろう山も全く見えない。
あ〜〜、やっぱりアカンか
最初の降車場である小淵沢インターチェンジで降りた。予定ではここから直接歩いて八ヶ岳を南から登る予定でしたが、それも取り止めることに。
ハァ〜〜残念・・・
だけど意外だったのは、自分以外に登山で降りられた方は他には誰も居なかったことだ。そんなにマニアックなルートでもなさそうなのになあ。
南に目を向けると、南アルプスの甲斐駒ケ岳だろうか、少しだけ晴れ間が覗いている。
歩いて小淵沢駅へ。約20分。
つい先日にリニューアルなった小淵沢駅。自分も何度も降り立ったことのある駅ですが、こんなにモダンになっていたとは。
朝食は駅そば。
ここの名物「山賊そば」
竜田揚げ風に味付けされた鶏モモの唐揚げがドボン!これをかぶりついて食べるという、まさに野趣溢れる食べ応え
山登りは断念したので、これをもって今回の旅は温泉とローカル線の乗り鉄となったわけです。実はこんなこともあろうかと、宿は別に確保しておいた。それは後ほどとして、まずは小淵沢から小海線。
これに乗るのも久しぶり。
輪行多いな〜
前回は、やはり八ヶ岳への山登りだった。それにしても、お盆休みというのに空いているのが意外。同じような山岳路線の大糸線とはえらい違いだ。
木々の中を掻き分けるように列車は行く。Nikonでちょっと遊んでみた。
日本の鉄道最高所地点として有名な「野辺山駅」もこの路線。
ここまでくるとガスが・・・
晴れてれば、左手に八ヶ岳、右手に金峰山や甲武信岳の秀峰が望める・・・はず、ですが、もちろんそれも望むべくもなく
小海駅に着いたのは「まだ」9時。時間はまだある。よしっ、それじゃあ歩いて温泉まで行くか。目指すは八ヶ岳の山麓にある「稲子湯」
バスでとりあえず「松原湖」まで行き、ここからは7.5km、500?の登り。歩いて行くうちにいつの間にか汗だくに。やっぱり、高原と言えど夏だなあ。だけど当初の予定では1500?登るはずだったのだから、こんなんでクタクタだと言ってはいけない。
ライダー目線で、なかなか痺れる坂だ
もう一息。
歩きはじめて2時間ちょっとで到着。
ここを訪れるのは3年前、ゴールデンウィークのサイクリング旅以来。あの時は麦草峠をヘトヘトになりながら越えて、夕暮れ時にようやく着いたものだけど、今回は余力たっぷり?その代わりむしょうに眠たいが(笑)
チェックインして、荷ほどきも早々に即座に温泉へドボン
ここのお湯は正確には鉱泉だけど、独特の香りがいい感じ。
湯上がりのビールを飲んでの昼寝が気持ちいい。目覚まし代わりにまたひと風呂。ちょっとした湯治気分だ。何しろ時間はいくらでもあるのだから(笑、けっきょく夕食後もまた入った)
夕食のオカズが盛りだくさんなのは前回と同じ。
鍋は・・・、よく見るとまたしても「山賊風」 しかも、川魚の開き揚げも同じ味付けだった。甲信地方名物なのでしょうかね?これって。
食べきれなくて、部屋に持って夜食にしたのも前回に同じ。
食堂を見ると、意外にお客さんが少ないだけでなく「おひとりさま」が多い。もともと「山の宿」だったスタイルがまだ生きているんですね。自分も過ごしているうちに「帰ってきた」ような懐かしい気分。
何よりも、エアコン不要の、山の涼しい空気に浸る心地よさはひとしおです。もう大阪なんて帰りたくないわ〜(笑)
〈 3年前の日記 〉
http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1925856497&owner_id=26940262
Posted by get3684116 at 20:30│Comments(0)